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特集 わが国における栄養教育の現状と課題

特集にあたって

栄養-評価と治療 Vol.31 No.2, 12-13, 2014

佐々木雅也

わが国の医学教育においては, 栄養学は重視されてこなかった. そのため, 医師の栄養学に関する知識は高くないのが問題とされている. 一方, 管理栄養士は臨床栄養の現場で中心的な役割を担う立場であるが, 実践的な教育時間が限られているために多様な病態の理解についていけず, 個々の病態栄養に応じた栄養管理を遂行する能力は十分でないといわれている. 近年, 栄養管理がすべての患者における基本的医療であることが再認識され, 医師, 管理栄養士のほか, 歯科医師, 薬剤師, 看護師, 臨床検査技師, さらには理学療法士や言語聴覚士などが組織横断的なチームを結成し, 栄養サポートチーム(NST)として活動を展開している. しかし, それぞれの専門職における栄養教育の時間はきわめて少ないのが現状である. 本特集では, 医師, 管理栄養士, 看護師, 薬剤師に対する栄養教育の現状と問題点について解説していただくほか, 学会主導の栄養教育や認定・資格に関する現状についても紹介していただいた. 本誌の読者が, 臨床栄養・栄養学の知識とスキルのさらなる向上をどこでどのようにして得ることができるのか, 参考にしていただければ幸いである.


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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