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(小特集)高齢者と食事/嚥下機能

段階的な嚥下機能評価のための検査食の検討

栄養-評価と治療 Vol.25 No.6, 59-63, 2008

山縣誉志江栢下淳

嚥下造影検査(VF)で造影剤として用いられる硫酸バリウムは, 食品物性を変化させることが知られている. このため, VFで実際の食事に硫酸バリウムを添加して評価しようとする場合, 検査の意義が薄れる. そこで, 嚥下食に関して臨床的な実績を有する社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院の5段階の食事基準をモデルとして, その物性範囲に適合する嚥下造影検査食の検討を行った. その結果, 各段階の物性範囲に適合する検査食を作製することが可能であった. 「はじめに」嚥下造影検査(videofluoroscopic examination of swallowing;VF)の目的の1つは, 食物・体位・摂食方法などを変え, 対象者の摂食機能の有力な情報を得ることである1). しかし, 食物に硫酸バリウムを添加することによって物性が変化し, 患者の食形態に関する的確な評価がされていないという報告もある2)3). また, 重度の嚥下障害者に多用されるゼリーにおいても, 硫酸バリウムの添加で物性が変化する4).

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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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