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特集 アルドステロン

Ⅲ.アルドステロンと病態 2.アルドステロンと高血圧症(原発性アルドステロン症を中心に) 治療抵抗性高血圧としての原発性アルドステロン症

The Lipid Vol.24 No.3, 70-73, 2013

佐藤文俊森本玲岩倉芳倫小野美澄工藤正孝伊藤貞嘉

[Summary] 3種類以上の降圧薬を使用してなお血圧が降圧目標まで達しない治療抵抗性高血圧は約14%存在し, 脳卒中, 心筋梗塞, うっ血性心不全, 慢性腎臓病(CKD)等の心血管合併症リスクが増大する. 臨床的特徴としては, 高齢, 治療前のより高い収縮期血圧, 肥満傾向, 左室肥大, およびCKDや糖尿病の合併であり, 高食塩摂取や二次性高血圧が原因であることも多い. 原発性アルドステロン症は治療抵抗性高血圧の約20%を占める二次性高血圧症であり, 脳卒中, 心筋梗塞および心房細動等の心血管合併症の相対リスクが高く, 早期診断して片側副腎の鏡視下摘出やMR拮抗薬による薬物治療等の特異的治療を早期に開始することが望まれる. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の合併にも留意. [治療抵抗性高血圧症の概略] 治療抵抗性高血圧(resistant hypertension)は違う種類の3種類以上の適量の降圧薬を使用しても(1剤が利尿薬であるのが理想的)降圧目標に達しない高血圧と定義され, これには4種類以上の降圧薬を使用して降圧目標に達している高血圧も含まれる.
「Key Words」アルドステロン,治療抵抗性,二次性高血圧


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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