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特集 骨粗鬆症:超高齢社会における現状と課題

骨粗鬆症リエゾンサービス
Osteoporosis liaison service.

Pharma Medica Vol.33 No.2, 51-54, 2015

佐久間真由美遠藤直人

「はじめに」大腿骨近位部骨折後あるいは骨粗鬆症患者の治療を継続して行うためには,急性期・回復期病院,その後維持期をフォローする地域での診療やリハビリ,介護を担当する各専門職の密接な連携が必要である。こうした背景のなか,骨折リエゾンサービス,あるいは骨粗鬆症リエゾンサービスが近年,骨折予防のために重要視されている。
「Ⅰ.骨折リエゾンサービス」骨折リエゾンサービス(fracture liaison service;FLS)とは,多職種連携により骨折・転倒予防を行う取り組みである。FLSは1993年,スコットランドのGlasgowの教育病院で始められ1),これが欧州各国に普及していった。このFLSの取り組みが医療費節約に有効であることが報告されている1)2)。また特に専門看護師が症例の発見や評価,転倒・骨折予防法の指導を行い,FLSにおいてコーディネーターとして主導的な役割を担っている2)-4)。一方,骨粗鬆症リエゾンサービス(osteoporosis liaison service;OLS)という言葉もあるが,日本骨粗鬆症学会ではこちらの言葉を使用しており,FLSが二次骨折予防を中心とした活動であるのに対し,OLSは脆弱性骨折を必ずしも有していない骨粗鬆症に対する骨折予防も含めた活動であるとされている5)。
「KEY WORDS」骨粗鬆症,リエゾン,多職種連携


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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