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美容皮膚科に必要な外科的Option & Technique

第1回 金の糸の合併症
(1)アレルギー

Bella Pelle Vol.2 No.1, 64-66, 2017

山下理絵

肌のアンチエイジングとして行われている「金の糸」.施術を行っているクリニックでは時間とともに「金の糸」はなくなる,取りたいときには簡単に取れる,金だからアレルギーは起こらない,と説明されている.
本当にそうだろうか?
金の糸(Golden Thread Lift)の歴史は古く,1969年にフランス人医師Cauxにより報告されている.彼は,縦横各2本の横断線を,頬の顔表面上で互いに交差させる金の糸による若返り美容術を開発した.1980年代後半までは金に対するパッチテストがあまり行われていなかったことや,金が不活性物質であるという認識から,金に対するアレルギーはまれであると考えられていた.現在の方法は,2000年にスペイン人医師Andres Franco Velascoが,24金でできた6-0 の糸と4-0 ポリグリコール酸吸収糸を皮膚表面と平行になるように真皮に埋入する方法である.


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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