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インタビュー 肺高血圧症診療 Best Practice

北海道における肺高血圧症診療と新たな治療ゴール

Pulmonary Hypertension Update Vol.3 No.1, 58-63, 2017

橋本暁佳

―札幌医科大学病院でPH診療をスタートされた経緯を教えてください。
私が肺高血圧症(pulmonary hypertension:PH)診療に携わるようになったのは2003年,1人の重症PH患者さんを初診から担当したことがきっかけでした。重症PHの30代女性で,当院のエポプロステノール持続静注療法導入の第1号となった方です。薬剤をどのタイミングで, どの用量まで増やせばいいのかもわからず, 試行錯誤しながら約2年かけて40ng/kg/分まで増量したものの,入院中に突然死されるという非常に残念な転帰を辿られました。今思うと肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)ではなく慢性血栓塞栓性肺高血圧症(chronic thromboembolic pulmonary hypertension:CTEPH)だったのではないかと思いますが,このときのつらい思いは私にとってPH診療の第一歩であり,「あのときどうすればよかったのか」と何度も思い返す体験となりました。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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