• 新着記事ラインアップ一覧
  • Session Ⅱ 重症PHを有する強皮症に対する治療介入 症例提示「肺動脈性肺高血圧症と間質性肺炎を合併し重度の呼吸困難をきたした強皮症の1例―エポプロステノールの活用と問題点」

category05.gif category13.gif


PAHに伴う心肺病変について考えるシンポジウム

Session Ⅱ 重症PHを有する強皮症に対する治療介入 症例提示「肺動脈性肺高血圧症と間質性肺炎を合併し重度の呼吸困難をきたした強皮症の1例―エポプロステノールの活用と問題点」

Pulmonary Hypertension Update Vol.1 Suppl., 79-84, 2015

吉藤元柳澤洋谷澤公伸半田知宏木下秀之

膠原病(connective tissue disease:CTD)に伴う肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)は予後不良であるが1),そのなかでも強皮症(systemic sclerosis:SSc)に伴うPAHは特に予後不良である2)。肺血管拡張薬はPAHに対して治療効果を有するが,肺疾患合併例への肺血管拡張薬投与はV-Q不均等による低酸素血症をきたしうるし,肺静脈病変を有する例への肺血管拡張薬投与は体液貯留による肺うっ血をきたしうるため,問題となる。SSc-PAHに間質性肺炎(interstitial pneumonia:IP)を伴う場合,肺血管拡張薬を用いなければ生命予後が厳しい一方で,肺血管拡張薬を用いると病態悪化を招くおそれがあり,ジレンマとなる。今回,われわれは重度の呼吸器症状をきたしたIP合併SSc-PAHを経験し,プロスタグランジン(PG)I2静注(intravenous PGI2:i.v. PGI2)を試みた。示唆に富むと考え,報告する。

本記事は医師会員様のみ閲覧可能です。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

【PR広告】

診療ガイドライン UP-TO-DATE 掲載開始

【PR広告】

目次から記事を探す