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Constructive Debate

アピキサバンが良い適応となる病態・患者像とは?
脳神経内科の立場から

Cardio-Coagulation Vol.4 No.2, 36-40, 2017

安藤大祐古賀政利豊田一則

最近まで,非弁膜症性心房細動(NVAF)に対する心原性脳塞栓症予防を目的とした経口抗凝固薬はビタミンK拮抗薬(ワルファリン)のみであった。2011年に直接トロンビン阻害薬のダビガトラン(プラザキサ®)が新規経口抗凝固薬として発売されて以降,2012年にリバーロキサバン(イグザレルト®),2013年にアピキサバン(エリキュース®),2014年にエドキサバン(リクシアナ®)が使用可能となり,NVAFに対する抗凝固療法の選択の幅が広がった。これらの新規経口抗凝固薬は,最近では直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)と総称される。
筆者をはじめ脳神経内科医が経口抗凝固薬の開始・変更を検討する機会としては,患者が脳梗塞・一過性脳虚血発作(TIA)を発症して診療する場合が多い。したがって,脳神経内科で経口抗凝固薬を開始・変更する場合は主に脳卒中の二次予防が目的となり,比較的に高齢で,合併症が多く,虚血および出血性イベント発症リスクの高い症例が多い。
本稿では,脳神経内科医の立場からこのような症例を中心としてアピキサバンが良い適応になる病態・患者について概説する。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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