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Precision medicineに関する臨床試験デザインの問題点

がん分子標的治療 Vol.15 No.3, 98-100, 2017

石岡千加史

21世紀になりがん薬物療法は化学療法中心の時代からがん分子標的薬中心の時代に移行した。最近では,がんのゲノム異常などの分子機構を解析し,個々の患者に最適な治療薬を選択できるように抗がん剤を臨床開発していくprecision medicineの時代に突入しつつある。特定がん種のゲノム解析による層別化と遺伝子異常に基づく理論的至適治療薬の投与を探索・検証するアンブレラ型臨床試験と,がん種を問わず,すべての悪性腫瘍をゲノム解析により層別化し遺伝子異常に基づく理論的至適治療薬の投与を探索・検証するバスケット型臨床試験が行われるようになった。最初の無作為化比較試験のバスケット型臨床試験(SHIVA 試験1),無作為化第Ⅱ相臨床試験)の結果が2015年に報告されたが,期待された結果はネガティブであった。その原因は何か,論文をもとに原因を探り,precision medicine 型の臨床試験の試験デザインの問題を探る。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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