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多遺伝子アッセイを用いた結腸がん術後再発リスク予測の可能性―SUNRISE試験の結果から

がん分子標的治療 Vol.15 No.2, 98-100, 2017

水上拓郎

術後補助化学療法は,治癒切除が行われた症例に対して,再発を抑制し予後を改善する目的で実施される化学療法である。日本では,外科手術の結果得られた病理学的バイオマーカーをもとに病期(stage)を分け,術後補助化学療法の適応を決定している。大腸がんでは,R0切除が行われたstageⅢ大腸がん(結腸がんおよび直腸がん)が適応となり,フッ化ピリミジン系薬剤単剤もしくはプラチナ製剤併用の化学療法が選択される。しかしながら,どの患者に対してプラチナ製剤併用化学療法を行うべきかについてはいまだ明らかではない。またNational Comprehensive Cancer Network(NCCN),欧州臨床腫瘍学会(ESMO)および米国臨床腫瘍学会(ASCO)からはstageⅡ大腸がんの特定の高リスク患者に対する術後補助化学療法が推奨されているが,その裏付けもいまだ十分とはいえず,さらなるバイオマーカーの検討が求められている1)-3)


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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