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Pharmacogenomics and biomarker

HRD アッセイ

がん分子標的治療 Vol.15 No.1, 62-65, 2017

上野貴之

相同組み換え修復はDNA 二本鎖切断(DSB)の修復において重要な役割を果たしているが,その異常(相同組み換え修復不全(HRD))は,プラチナ製剤やPARP阻害薬などの分子標的薬の感受性と関連することが示唆されている。そこで,HRDを総合的に検出するシステムの開発が進んでいる。HRDを有する細胞に特徴的に見出されるゲノム不安定性を検討し,3つのスコア(HRD-LOH,HRD-TAI,HRD-LST)が開発された。各スコアは単独で,BRCA変異やプラチナ製剤に対する感受性と関連することが示されている。現在,さらにそれらを組み合わせたHRD Scoreが作成され,さまざまな臨床試験でプラチナ製剤を含むレジメンの治療効果予測について検討,確認が行われている。
「KEY WORDS」相同組み換え修復,BRCA,PARP,プラチナ製剤,ゲノム不安定性


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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