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Special Article 総説

性ホルモンと痛みを巡って

Locomotive Pain Frontier Vol.6 No.2, 20-23, 2017

井上真輔

男性と女性では,第一次性徴および第二次性徴といった生物学的な違いのみでなく,痛みの感度や耐性なども異なっている。洋の東西を問わず,慢性痛は女性の有訴率が高いことが報告されており,特に線維筋痛症をはじめとする広範囲慢性疼痛(chronic widespread pain)は男性よりも女性に圧倒的に多くみられる。近年,性ホルモンがそのような慢性痛に関与していることを裏付けるデータが基礎と臨床の両面から相次いで報告されている。本稿では,性ホルモンがどのように痛みにかかわっているかについて概説する。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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