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特集 高齢者の体液管理

高齢者のスポーツ・リハビリテーションと体液管理

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.4, 56-63, 2016

上月正博

超高齢社会の現在,要介護状態をできるだけ予防するうえでもサルコぺニア・フレイルの予防や介入は喫緊の課題である。体液異常をきたしやすい心不全患者や慢性腎臓病(CKD)患者においてもサルコペニア・フレイルは自立を阻害し,介護負担を増し,QOLや生命予後に大きな影響を与えている。スポーツ・リハビリテーションはこれらの領域でも有効であり,“運動制限から運動療法へ”のコペルニクス的転換を果たし,サルコぺニア・フレイルの予防・改善,生命予後改善,透析導入予防などの大きな役割が期待されている。これまでの医療は“adding years to life(生命予後の改善)”を,リハビリテーションは“adding life to years(生活機能予後やQOLの改善)”を主目的に発展してきた。しかし,スポーツ・リハビリテーションに積極的に取り組むことにより高齢者・障害者の“adding life to years and years to life(生活機能予後やQOLの改善のみならず生命予後の改善)”を達成できる。本誌読者のこの分野への積極的な参加を期待する。
「KEY WORDS」透析,慢性腎臓病,腎臓リハビリテーション,運動療法


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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