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特集 高齢者の体液管理

高齢者介護における体液管理

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.4, 47-55, 2016

谷口英喜牛込恵子

高齢者介護においては,認知障害,フレイル,サルコペニアおよび脱水症など,さまざまな問題点が挙げられている。そのなかでも,脱水症はほとんどの高齢者が抱えている課題でもある。加齢により体液量が減少し,水分の保持能力も低下し脱水症弱者となる。介護現場で問題となる認知機能低下,せん妄,転倒,頻脈,発熱,筋力低下および尿路感染症などは,脱水症がその一因と考えられている。高齢者介護が安全に実施されるためには,介護者が体液管理を正しく理解することが望ましい。特に,高齢者において日常生活のなかで起きやすい脱水症に関する知識をよく理解し,その予防法や対処法について精通し安全で安心な高齢者介護の環境を提供してもらいたい。あわせて,高齢者の介護者が介護現場において経口補水療法を有効に活用して,脱水症弱者である高齢者を脱水症から守ることが重要である。
「KEY WORDS」高齢者,体液管理,脱水症,経口補水療法,経口補水液


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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