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特集 透析患者の体液管理

透析患者におけるNa代謝とその管理
Sodium metabolism in the patients on dialysis therapy and its management

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.3, 27-29, 2016

林松彦

「Summary」透析患者でのNa代謝は,Na排泄の大半が透析療法に委ねられている点が腎機能が保たれている患者と異なる。したがって,蓄積したNaと水を透析で除去することが基本となり,摂取量も透析で除去可能な量に制限される。利尿薬は,残存腎機能がある場合は有効である。
「はじめに」慢性,あるいは急性に関わらず,自身の腎機能では生命維持が困難となった場合に血液または腹膜透析が必要となるので,当然ながら主要なNa排泄経路は透析に依存している。腎機能が残存していれば,その程度によりNa排泄は腎により行われるが,末期腎不全患者では濃縮能,希釈能はほぼ失われており,等張に近い尿が排泄される。利尿薬は正常腎と同様の機序で作用するが,ネフロン数の減少によりその実効性は低い。
「Keywords」血液透析,腹膜透析,血清Na濃度


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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