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特集 透析患者の体液管理

特集にあたって

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.3, 6, 2016

飯野靖彦

日本の透析患者数はすでに32万人を超えている。わが国の人口の約400人に1人が透析療法を受けていることになる。したがって,一般医家も外来診療や入院診療において糖尿病や高血圧などの合併症がある透析患者を診る機会は多い。体液異常をもつ透析患者の診療をするうえで,その病態生理を理解することは重要である。今回の特集は“透析患者の体液管理”を取り上げ,最新の知識を執筆していただいた。体内の水・電解質の調節には,腎臓のほかに心臓,肝臓,肺臓,内分泌臓器などが関わっているが,その主要な標的および最終調節臓器は腎臓である。その腎臓が荒廃し,末期慢性腎不全に陥り,透析療法が必要になると,水・電解質の調節は透析療法に頼らざるをえない。透析療法の中止によって,約2週間で心不全・肺水腫・高K血症・不整脈などで致死的になると報告されている。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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