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誌上ディベート

急性心原性肺水腫に対する利尿薬投与は不要か? 不要とする立場から

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.1, 80-85, 2016

杉原志伸山本一博

「はじめに」かつて急性心不全は体液が貯留しうっ血を起こすことが病態の中心と考えられており,治療の主体は利尿薬を使用した体液のコントロールであった。しかし近年,肺水腫の病態はうっ血のみならず循環血液の再分布が関与していることが示され,適応症例には初期治療から積極的に血管拡張薬を使用することが推奨されている。“急性心不全=利尿薬投与”という安易な治療選択は腎機能障害および電解質異常をきたし予後に影響を及ぼすため,目の前の症例が利尿薬使用の適応があるかを判断することが重要である。

※本企画は,正誤の決着をつけることを目的としたものではなく,また執筆者本人の研究・臨床上の立場を示すものではありません。

必要とする立場から/佐藤直樹
・不要とする立場から/杉原志伸 ほか


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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