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糖尿病性大血管障害 Controversy

糖尿病患者の脂質管理:Treat to targetかFire and forget か?

Cardio-Renal Diabetes Vol.4 No.3, 18-27, 2015

横手幸太郎平野勉宮内克己

米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)は,動脈硬化性の心血管疾患のリスクを減少させるための脂質異常症治療に関するガイドラインを2013年に発表した。このガイドラインではスタチンの有用性が強調されたほか,さらにLDL-Cの治療目標値を設定しないという大きな方針転換がなされ,さまざまな議論を呼んでいる。そこで,糖尿病と循環器のエキスパートの先生方をお招きし,糖尿病専門医と循環器・腎臓内科医に対するアンケート調査の結果をもとに,糖尿病患者の脂質管理について討議していただいた。
「一次予防で120mg/dL,二次予防で100mg/dLがLDL-Cの管理目標値」
横手:2013年に発表されたACC/AHAのガイドラインでは,LDL-C値が高値でなくても糖尿病患者へのスタチンの使用が推奨されています。また,LDL-Cの数値目標が明記されていないことから,これは管理目標値に達しているかどうかを考えないで治療を行うことを意味する“Fire and forget”型のガイドラインとも呼ばれることがあります。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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