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投与計画管理表でRSウイルス感染の流行前からパリビズマブの投与を管理

Fetal & Neonatal Medicine Vol.9 No.3, 46-50, 2017

新井順一

RSウイルスは乳幼児に肺炎や細気管支炎などを引き起こす主要な原因ウイルスです。RSウイルス感染症は,母体移行抗体が存在する乳児期前半にもみられます。さらに乳児期前半は呼吸機能が未熟で免疫能も低いことから,重症化することが少なからずあります。特に早産や気管支肺異形成症(bronchopulmonary dysplasia;BPD),先天性心疾患(congenital heart disease;CHD)などを有するハイリスク児では,ときに致命的な経過を辿ることもあるため,RSウイルス感染症に対する標準予防対策に加え,パリビズマブの投与が推奨されています。
しかし,パリビズマブの投与可能月と投与期間は,投与対象患児の出生日,在胎期間,疾患やRSウイルス感染の流行期などによることから,臨床現場では混乱をきたすことがあります。そこで私は,有効な時期・期間にパリビズマブを無駄なく確実に投与するために,電子カルテ付加機能であるエクセルを用いた投与計画管理表を作成し,活用しています。本稿では,私の取り組みの概要を簡単にご紹介いたします。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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