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心磁図による胎児不整脈の出生前診断
心磁図による胎児不整脈診断の実際

Fetal & Neonatal Medicine Vol.9 No.2, 26-30, 2017

野崎良寛堀米仁志

胎児不整脈診断において広く用いられている胎児心エコー検査では,Mモードによる壁運動解析やドプラ心エコーによる血流波形解析,さらに組織ドプラ法などを用い,心房と心室の収縮のタイミングや関連を描出して診断を進めていく1)2)。しかし,いずれの手法も機械的情報であり,電気生理学的情報が含まれない。一方,胎児心磁図では心筋の電気的活動と同時に得られる磁場情報を計測する。また時間分解能も高いため,QRS時間やQT時間を計測することができ,従来の心電学的知見を導入しやすい3)
実際の心磁図による不整脈解析は,原波形,原波形からの心拍トレンド(RR間隔),複数信号の加算平均心磁図を用いて行う。本稿では,超伝導量子干渉素子(superconducting quantum interference device;SQUID)心磁計(MC-6400,日立ハイテクノロジーズ)を用いて記録した胎児心磁図の具体例を提示する。
「KEY WORDS」胎児不整脈,胎児心磁図,頻脈性不整脈,徐脈性不整脈


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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