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アメリカエイジング研究の現場から 研究最前線レポート

第28回 メトホルミンに続く,次のアンチエイジング薬候補は何だろうか?

アンチ・エイジング医学 Vol.13 No.3, 92, 2017

金木正夫

糖尿病薬として使われているメトホルミンが,がん,認知症,心臓疾患などの加齢に伴う症候群を予防できるかどうかを検討する治験の実施を米国FDAが2015年に認めてから,2年経ちました。米国NIHもメトホルミンのエイジングに関する効果を研究する臨床試験の研究プロポーザルを2017年5月から募集しています。もちろん,これらの結果が報告されるのは数年から10年先のことになると思われますが,いよいよアンチエイジング薬の効果を治験で本格的に検討する時代になったのだなあと,私としても大変感慨深いものがあります。これらは,これまで数十年にわたる基礎研究の成果であり,また,加齢や加齢に伴う症候群には共通のメカニズムがあるだろうという認識が広まってきたこととも関係しているでしょう。しかし,感慨に浸っている間もなく,世界でメトホルミンに続く次のアンチエイジング薬の治験を開始しようとする努力が続けられています。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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