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特集 認知機能のアンチエイジング

ストレスと認知機能アンチエイジング
Adaptive stress response and anti-aging strategies against cognitive decline

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.4, 51-57, 2016

布村明彦

「はじめに」ストレス学の父,ハンス・セリエ(Selye H,1907~1982年)は,刺激が加わったときに生体が示す反応をストレスと呼び,ストレス反応を引き起こす物理的,化学的,生物的,ならびに精神的な刺激を「ストレッサー」と呼んだ。今日一般には,これらストレッサーに,あるいはストレッサーとストレス反応の両者に「ストレス」の用語を当てはめて用いられ,とりわけ心理社会的なストレスを意味する場合が多い。「ストレス時代」あるいは「ストレス社会」と呼ばれるように,ストレスが蔓延している現代において,ストレスに関する社会的関心も高まり,労働衛生の現場で2015年12月に「ストレスチェック制度」が導入されたことは記憶に新しい。精神科臨床におけるうつ病,社交不安障害,心的外傷後ストレス障害(post traumatic stress disorder:PTSD),アルコール使用障害,不眠などとストレスとの関連はもちろんのことであるが,最近では発達障害や認知症とストレスとの関連も論じられている。
「Key Words」アンチエイジング,ストレス,認知症,ホルミシス,レジリエンス


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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