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国内研究施設紹介

島根大学医学部皮膚科学 「患者に役立つ研究」をモットーに、臨床の疑問を解明する臨床研究を

皮膚アレルギーフロンティア Vol.14 No.2, 44-45, 2016

森田栄伸

島根大学医学部皮膚科は,2004年12月に森田が第3代教授に着任して以来11年が経過しました.研究テーマはヒトを対象とする臨床研究が多く,主にアレルギー疾患を対象に,生化学的分析技術を駆使した臨床研究を展開しています.これまでの主な業績は,小麦による食物依存性運動誘発アナフィラキシーの主要アレルゲンω-5グリアジンの発見とω-5グリアジン特異的IgE検査の保険適用取得,「茶のしずく石鹸」による小麦アレルギーの病態解明と経皮感作の重要性の提言,牛肉アレルギーの臨床研究成果に基づくセツキシマブ添付文書の改訂などが挙げられます.
「アトピー性皮膚炎の病勢指標を見出す臨床研究」森田が広島大学在学時代から行っていたアトピー性皮膚炎の角層研究を,金子栄准教授,太田征孝助教が中心となり,常盤薬品工業の研究スタッフと連携して継続しています.患者角層中生理活性物質(主としてサイトカインや増殖因子,フィラグリンなどの角層構成因子など)の病勢指標としての有用性の検討,ストレス指標の解析,角層機能を改善する保湿外用薬の開発などのテーマで研究を進めています.


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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