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特集 新規抗血栓治療薬の実臨床における問題点

6.静脈血栓塞栓症に対するNOAC/DOAC治療の課題と展望
Treatment of VTE with NOAC/DOAC : current issue and future perspective

Angiology Frontier Vol.15 No.2, 50-58, 2016

中村真潮

「Summary」静脈血栓塞栓症(VTE)の治療の第一選択は抗凝固療法であり,従来から日本では未分画ヘパリンとワルファリンが使用されてきたが,いずれも調節に難渋するためVTE再発が少なくなかった。近年,非経口Ⅹa阻害薬に加え,非ビタミンK阻害型経口抗凝固薬(NOAC)/直接経口抗凝固薬(DOAC)がVTE治療に使用できるようになった。効果や安全性でより有用性が高いと考えられ,unprovoked VTEなどで長期間の再発予防を可能にする。さらに,発症初期からのNOAC/DOACのみによる治療,ならびに入院期間の短縮や外来治療を可能とする。一方,大規模臨床試験以外の情報はいまだ少なく,今後明らかにすべき多くの課題が残っている。
「Key words」アピキサバン,エドキサバン,静脈血栓塞栓症,深部静脈血栓症,肺塞栓症,リバーロキサバン


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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