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特集 日常診療における脈管検査―目的とその意義

特集にあたって

Angiology Frontier Vol.15 No.1, 14, 2016

宮田哲郎

脈管疾患の罹患率は,年齢とともに増加します。年代別死因をみると,悪性新生物は50~70代までは男女ともに第一位であるのに対して,60代以降は死亡の主因ではあるが減少に転じます。それに伴って心疾患と脳血管疾患が漸増し,女性では80代以降,男性では90代以降は心疾患と脳血管疾患を併せた脈管疾患が死因の第一位になります。わが国は過去に経験したことがないスピードで高齢化社会に突入しており,著増する脈管疾患への対応を求められている状況です。特に,大動脈瘤,末梢動脈疾患(PAD),下肢静脈瘤,静脈血栓塞栓症(VTE),慢性腎不全血液透析用のバスキュラーアクセスなどは診療の機会が多く,臨床医としてその病態を理解しておく必要がある脈管疾患です。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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