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腎研究最前線―Up Date Nephrology

腎臓病領域への応用が期待される,他領域の医療発展に関する最新の知見(2)

Nephrology Frontier Vol.15 No.3, 30-32, 2016

菅原真衣南学正臣田中哲洋

がん研究の分野では,1980 年代後半からがんの発症や浸潤・転移にかかわる重要な分子が次々と明らかにされ,1990年代半ばにはこれらの知見を応用した分子標的薬の開発が始まった.現在,分子標的薬は自己免疫疾患など,様々な分野でも活用されるようになり,腎臓疾患の治療にも導入されている.代表例として,ANCA関連血管炎や難治性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ,非典型溶血性尿毒症症候群に対するエクリズマブ,腎移植時の拒絶反応防止に使用されるバシリキシマブなどがあげられる.本稿では,B細胞性非ホジキンリンパ腫の治療薬として開発されたリツキシマブに着目し,難治性ネフローゼ症候群治療における現在の位置付けや,提唱されている作用機序について紹介する.
「KEY WORDS」分子標的薬,リツキシマブ,難治性ネフローゼ症候群,制御性T細胞


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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