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特集 腎病理をどう臨床に活かすか

IgA腎症の病理をどう臨床に活かすか
How should pathology of IgA kidney disease be utilized in clinical practice?

Nephrology Frontier Vol.15 No.1, 36-41, 2016

市川大介

「SUMMARY」IgA腎症と診断され尿蛋白1g/日以上,GFR が60mL/min/1.73m2以上であれば,積極的にステロイド治療を行うことも多いが,尿蛋白が1g/日以下であったり,GFRが60mL/min/1.73m2未満である腎機能障害を伴っている際の治療は,エビデンスも多くなく,判断に迷うことも多い.その際の治療の判断として,組織所見も組み合わせてどのように治療を行えばよいかを検討する.
「Ⅰ はじめに」IgA腎症は,我が国の腎代替療法の原因第2位の慢性糸球体腎炎のなかで最も頻度の多い疾患であり,尿蛋白1g/日以上であると20年経過後の腎不全リスクは40%程度と言われている1)-3).IgA腎症は病歴や血液・尿検査所見で「可能性が高い」ということまでは述べることは可能であるが,現時点,確定診断は腎生検による診断が必須である.
「KEY WORDS」IgA腎症,IgA腎症治療,扁桃摘出ステロイドパルス併用治療,Oxford分類,IgA診療ガイドライン


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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