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特集 腎病理をどう臨床に活かすか

尿細管間質病変の病理をどう臨床に活かすか
Pathology of the renal tubules

Nephrology Frontier Vol.15 No.1, 30-34, 2016

岡一雅

「SUMMARY」尿細管間質病変で,予後不良を考える像としては,尿細管の大小不同である.臨床像としては,慢性腎不全(非代償期)に相当する.診断基準となる組織所見としては,尿細管壊死/変性の急性尿細管傷害,Myeloma cast,尿細管炎の像があがる.それぞれ臨床像として,急性腎不全,多発性骨髄腫,間質性腎炎に相当する.上記組織像は,糸球体病変に伴う場合もあり,診断する際には糸球体疾患の除外がまず必要となる.
「Ⅰ はじめに」腎生検の適応となる疾患は,糸球体腎炎が多いが,腎全体の量的,腎機能に影響する質的な観点からは,尿細管間質病変を正しく認識することは重要である.本稿では,尿細管間質の正常組織像から,予後因子,急性尿細管傷害,尿細管間質性腎炎など診断基準となる組織像を解説する.
「KEY WORDS」尿細管間質病変,尿細管壊死,尿細管炎,Myeloma cast,腎生検


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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