category13.gif


目でみるシリーズ 画像でみる緑内障の病態

第9回 緑内障領域にも新しい風を吹き込むOCT angiography

Frontiers in Glaucoma No.54, 1-11, 2017

新田耕治

OCTはその革命的な進化により,診断や治療効果判定など眼科のさまざまな分野において有用であり,眼科の日常診療にて今や必須のアイテムである.連続的に網脈絡膜をOCT撮影することにより,その間の血管内の位相変化や信号強度の変化を血流情報として抽出して画像化するOCT-Aでは非侵襲的に網脈絡膜微小循環の三次元情報が得られるため,網膜硝子体分野においては無灌流領域・網膜新生血管・脈絡膜新生血管・中心窩無血管域などの病態を把握することが可能となった.緑内障眼に関しては,網膜神経線維層欠損部位に一致してOCT-Aで浅層毛細血管の脱落を認めるなど,OCT-Aが層別解析を可能にしたことにより,緑内障の病態解明がさらに前進することが期待されている.今回は,緑内障領域におけるOCT-Aの有用性について紹介したい.


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

【PR広告】

診療ガイドライン UP-TO-DATE 掲載開始

【PR広告】

目次から記事を探す