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Glaucoma Q&A

Q1:体内時計と緑内障

Frontiers in Glaucoma No.51, 72-74, 2016

楠瀬直喜久保田敏昭

Q:緑内障において,時刻の概念はどれほど重要なのですか?
A:医療の個別化(テーラーメイド医療)を推進するためには,個体間変動や個体内変動について理解する必要があります.個体間変動は個人差や遺伝子多型といった単語でイメージしやすいと思います.一方,個体内変動を考慮する上で重要なのが時刻の概念です.眼圧には日内変動があります.時間帯によっては基準値を上回っている可能性があるので,場合によっては,1日のうちで複数の時間帯に眼圧を測定する必要があります.しかし,複数回の眼圧測定は,測定者・被測定者のいずれにとっても負担になります.最近では,自動的に24時間連続して眼圧を測定してくれるデバイスの開発も進められています.また,緑内障の治療薬も点眼する時間帯によって眼圧降下作用が変化します.最適な時間帯に最適な点眼薬を選択することで,緑内障の薬物療法をより効果的にすることができるようです


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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