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New Information of Glaucoma

緑内障治療薬の選択とその考え方

Frontiers in Glaucoma No.51, 56-61, 2016

佐野一矢谷戸正樹

「はじめに」緑内障診療ガイドラインでは「緑内障は,視神経と視野に特徴的変化を有し,眼圧を十分に下げることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義している.すなわち,現時点では,眼圧下降のみがエビデンスのある緑内障に対する治療である.緑内障の治療においては,最小限のリスクで十分な眼圧下降の得られる方法が選択される必要がある.薬物・レーザー・手術による眼圧下降の中で,多くの場合,薬物治療が第一選択とされる主たる理由は,後者2者において術関連合併症による視力低下が懸念されるためである.
「緑内障治療薬選択の決定因子(図1)」緑内障治療薬の選択における決定因子として,①治療薬の眼圧下降効果,②緑内障の病期・進行因子,③治療薬の副作用,④点眼アドヒアランス,が挙げられる.そして,それらの因子に問題が生じるようであれば,速やかに点眼薬の追加・変更を行い,必要に応じて眼圧下降手術が検討される必要がある.


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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