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第一線で働く医師たちからのオピニオン

「健康な未来につながる医療がこれからの仕事」

THE LUNG perspectives Vol.25 No.3, 104-107, 2017

今永知俊

医師を志した頃は,医師といえば,身近なかかりつけ医の姿をイメージとしてもっていましたので,昨年(2016年)6月に開業し,元々抱いていた医師のイメージに近づきつつあるように感じます。
1990年に産業医科大学を卒業し,興味のあった科の中で最もわからないと感じた呼吸器内科を専門領域に選びました。呼吸器疾患は病気のイメージが掴みにくく,学問としても理解が難しかったことが,逆に面白いのではないかと思ったのです。
実際に研修で診療に携わると,亡くなる方が多い診療科であること,そしてやはり病気を捉えにくい領域であることを実感しました。間質性肺炎のように原因不明で,経過が多様なうえ,疾患概念すら十分に整理されていないものはもとより,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)のように病態や原因がある程度はっきりしていても,症状と検査所見が必ずしも一致しない,また有効な治療がないものも多く,診療が難しいと感じていました。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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