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特集 医療経済の現状分析と将来

医療経済からみた肺癌治療薬

THE LUNG perspectives Vol.25 No.3, 55-59, 2017

武内進久保田馨

肺癌は癌死の第1位であり,今後も増加が予測されている。非小細胞肺癌(NSCLC)ⅠA期以外は薬物療法が標準治療に組み込まれている。細胞障害性抗がん剤や分子標的薬,免疫チェックポイント阻害薬などの高額な薬剤が登場し,費用対効果の評価は社会的に重要である。バイオマーカーの確立,至適用量の再評価が今後の課題である。適切なバイオマーカーが存在しない薬剤では,患者の臨床背景をもとに薬剤選択を行う。コストを考慮した場合に,診療施設にインセンティブになるような政策誘導,費用対効果評価を薬価決定に導入するとともに,製造販売後に真の有効性を評価した薬価改訂などが必要と考えられる。受動喫煙防止を含めた喫煙対策が最も費用対効果が高い政策である。
「KEY WORDS」肺癌,分子標的薬,免疫チェックポイント阻害薬,費用対効果


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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