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いま振り返る研究の日々

第12回 動脈血ガスと呼吸調節における遺伝と環境の関わり―双生児研究と家族調査から解析する(その1)

THE LUNG perspectives Vol.25 No.2, 84-87, 2017

川上義和

健康人であっても,動脈血ガス,特に動脈血酸素分圧(PaO2)には大きな個体差があって,標準値を求める計算式は年齢,体格などの因子から経験的に作られている。これに対して動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)やpHの変動幅は狭く一定の値に保たれていて,標準式は報告が少ない。いずれも恒常状態での話である。運動時など動的状態でも,これら動脈血ガス値を規定する因子として代謝,呼吸調節,肺機能が知られているが,果たしてそれだけであろうか? 急性期や増悪時の呼吸不全のような病的状態で従来の規定因子の知識で治療・管理すれば十分なのであろうか?
以下,この問題について今号と次号の2回にわたって考えてみたい。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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