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特集 呼吸器在宅医療のサイエンス

在宅医療の現場から―呼吸器専門医の視点―

THE LUNG perspectives Vol.25 No.1, 28-31, 2017

篠田裕美

終末期に在宅療養を希望する人は多く今後さらに増えると予測されているが,病院に勤務する医師にとって在宅医療の現場は未知なることが多い。呼吸器内科医であり在宅医である立場から在宅医療の特色や病院との連携の上で重要なことは何か考えてみた。呼吸器疾患で在宅医療が導入された症例について調べてみると,自宅看取り率は全疾患と比べ低下していた。自宅看取り可能因子については最大の要因は本人の希望であり,その意思決定支援,身体的苦痛の解決が重要であった。呼吸器疾患は病状が急変しやすく自宅では家族や介護者にとって不安要素の強い病状であるため比較的緊急コールが発生する割合が多いが,ここを支えられるのが在宅医療である。病院専門医と在宅医療がチームとなって支えることでより良い療養となるだろう。また病院通院中からACP(advance care planning)について患者と一緒に話し合っておくべきであると考える。
「KEY WORDS」終末期医療,自宅看取り,肺炎クリニカルパス,ACP(advance care planning)


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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