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医療と哲学

第52回 医学の哲学 ④ 代替医療・統合医療をどう考えるか

THE LUNG perspectives Vol.24 No.4, 99-103, 2016

杉岡良彦

「医学や健康の分野ほど,あやしげな信念や間違った信念,そして時に有害な信念がはびこっているところはない」(ギロビッチ,1993年,207頁),これはある心理学者の指摘です。また有名な物理学者は代替医療が疑似科学(pseudo-science)であると批判しています(パーク,2001年)。
実際,患者さんは(特にがんの場合など),様々な代替医療を(必ずしも主治医に知らせずに)利用していることが多いといわれており,先生方もそうしたケースに遭遇された経験があるかと思います。今回は,代替医療・統合医療の問題を考えたいと思います。このことは同時にわれわれが実践する医学・医療を見直す医学哲学的作業でもあります。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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