category13.gif


医療と哲学

第47回 意外と気付かれていないコミュニケーションで大切なこと

THE LUNG perspectives Vol.23 No.3, 91-94, 2015

今村かほる

「話し手に関する情報」意外と気付かれていないことですが,ことばをやりとりする時,私たちは,ことばという記号に含まれる「内容・情報そのもの」について伝えるだけでなく,それを話している「自分」に関する情報も一緒に乗せて会話しています。ことばの選び方や話す速度,声の調子や話す態度などで,ちょっとした性格もわかります。つまり,平たく言ってしまえば,難しい漢語や専門用語,外国語などを多用する人は,自分が知っていることをみんなが知っていて当たり前だと思っている「自己中心的なタイプだ」とか,自分の知識の量をひけらかす「いけすかない嫌な奴だ」とか,話し方が速い人は,頭の回転が速いので「頭がいい」とか,逆に「せっかちだ」というような評価をされることもあります。また,声の小さな人に対して「元気がない」とか,「おとなしい」などと判断することはないでしょうか?


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

【PR広告】

診療ガイドライン UP-TO-DATE 掲載開始

【PR広告】

目次から記事を探す