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リレーエッセイ:MENTORING―Message to Next Generation

改革が求められる医学教育

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.3, 84-85, 2017

矢﨑義雄

そもそも医学教育は,医学・医療の進歩に伴って改革しなければ,社会と時代のニーズに応えることができない。欧米,特に米国では5年ごとに医学教育のカリキュラムをはじめ大きな改革が実施されている。ところが,わが国の医学教育では,明治時代以来の講座や診療科に基づいた縦割りのカリキュラムが組まれており,しかも講義が重視されて臨床実習時間は全国平均54週に過ぎないとされている。文部科学省は,可能なかぎり医学部における講義の統合を図り効率化すべく,医学教育カリキュラムのコア化に基づく指導を平成13年より開始し,そのモデル・コア・カリキュラムは平成22年,そして28年に改訂されて現在に至っている。しかし,堅固に体系化されたわが国の医学教育を抜本的に改革することはきわめて困難であり,根幹部分はそのままに枝振りを調整するに留まっている。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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