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特集 呼吸器疾患と循環器疾患

座談会 息切れの診断・治療のポイント

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.1, 67-74, 2017

伊藤正明百村伸一佐田誠大西勝也

伊藤:高齢化が進行する中で循環器疾患や呼吸器疾患は非常に増えており,その大きな症状として息切れがあります。心臓と肺は関連があり,循環器内科医も呼吸器疾患の病態生理を知って診療を進めていく必要があります。そこで本日は「息切れ」をキーワードに,診断と治療のポイントについてディスカッションしたいと思います。まずは息切れを訴える際にみられる臨床像について,百村先生,お話しいただけますか。
百村:息切れは動悸などと並んで,循環器疾患においても頻度の高い症状です。プライマリ・ケア医を訪れた5,200人の息切れ患者を抽出したオーストラリアのデータでは,息切れに男女差はなく,高齢者に多いこと,受診理由として息切れの頻度は非常に高いことが示されています。また咳の症状を併せて訴えることが多く,胸痛や易疲労感の訴えもありました。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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