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特集 呼吸器疾患と循環器疾患

臨床 呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.1, 37-42, 2017

木村弘

肺高血圧症(pulmonary hypertension:PH)における症状は労作時呼吸困難,易疲労感,浮腫など非特異的である。このため原因不明の労作時呼吸困難を呈する患者では,常にPHを念頭におき検査を進める必要がある。PH疑い例ではまず胸部レントゲン,心電図,心エコーなどを行うが,なかでも心エコーはPHのスクリーニングやフォローアップ検査としての有用性は高い。一方で心エコー下の三尖弁逆流で得られる肺動脈圧推定値は誤差が大きく,またCOPDなど肺過膨張を伴う場合はしばしば計測不能となる。
PH診断におけるゴールデンスタンダードはあくまで右心カテーテル(RHC)検査であり,RHCでは肺動脈圧とともに心拍出量,肺動脈楔入圧,肺血管抵抗を測定でき,確定診断や重症度評価に必須である。
「KEY WORDS」pulmonary hypertension,pulmonary arterial hypertension(PAH),PAH specific drugs


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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