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特集 呼吸器疾患と循環器疾患

臨床 循環器疾患患者における呼吸機能検査の重要性

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.1, 27-32, 2017

清水薫子西村正治

息切れは呼吸器疾患,循環器疾患の代表的な症状である。そのため循環器疾患を有する患者であっても専門領域の検索だけでなく,一度は呼吸機能検査の実施が重要である。特に喫煙者(過去喫煙者を含む)の場合には,胸部写真にて過膨張所見が明らかでなくても合併頻度の高い慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)の有無を検索しておくことは重要である。Global initiative for chronic obstructive lung disease(GOLD)1)においてCOPDは通常進行性で,有害な粒子やガスに対する気道および肺の慢性炎症反応の亢進と関連する持続性の気流閉塞を特徴とする疾患と定義される。40歳以上で進行性・持続性の呼吸困難,慢性咳嗽・喀痰,タバコの煙,粉塵や化学物質の吸入歴,COPDの家族歴のうちいずれかが認められ,気管支拡張薬投与後の1秒率が0.7未満(固定性気流閉塞)であり,かつ他疾患が除外される場合COPDの診断となる。
「KEY WORDS」喫煙,慢性閉塞性肺疾患(COPD),特発性間質性肺炎,気腫合併肺線維症(CPFE),拡散能力検査


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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