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リレーエッセイ:MENTORING―Message to Next Generation

新専門医制度に思うこと

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.4, 74-75, 2016

矢﨑義雄

内視鏡手術による死亡報告が相次ぎ,医師のモラルが問題視される一方,高度な医療技術を実施する際の技術保証ともいえる認証制度の確立が社会的にも大きな課題になっている。このような視点から,わが国における専門医制度の在り方が改めて注目されるところとなった。そこで,国内外の専門医育成の制度設計を比較して問題点を探るとともに私見を述べたい。
専門医を志す医師が学会により認定されたプログラムで研修を行い,修了後に技量の検定を受けるというシステムは世界共通のルールになっている。育成プログラムが不十分とされていたわが国でも,その整備が進んでいる。しかし,わが国と欧米諸国における専門医制度の最大の相違点は,学会の対応が異なるとともに,専門医を志す医師にとってのインセンティブに大きな相違があることである。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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