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特集 循環器疾患と異所性脂肪

臨床 心房細動と心房周囲脂肪
Atrial fibrillation and periatrial fat

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.4, 27-31, 2016

中西弘毅福田祥大島田健永

「はじめに」心房細動は日常臨床において最も頻度の高い不整脈であり,心不全や脳梗塞などを引き起こし患者の生命予後を悪化させる。日本における心房細動の有病率は0.6~0.8%であり,患者数は80~90万人とされているが,高齢化に伴い,その患者数は今後10年以内に100万人を超えることが予想されている。これまでの欧米の研究で高血圧や加齢といった因子とともに,肥満は心房細動の独立した危険因子であることが報告されており,Body mass index(BMI)が5kg/m²増えると,心房細動発症のリスクが10~30%増加するとされている。しかしBMIは,体内の脂肪組織の量を正確には反映していない可能性がある。特に日本人を含むアジア人においてはBMIが30kg/m²未満であっても脂肪組織,特に内臓脂肪の多い症例が存在する。近年,脂肪組織はその量のみならず局在が重要であることが報告された。
「KEY WORD」心房細動,心房周囲脂肪


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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