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特集 糖尿病と肝臓

糖代謝における肝の臓器連関

Diabetes Frontier Vol.28 No.6, 639-643, 2017

井上啓

肝臓は,糖産生と糖取り込みの両者に中心的な役割を果たす臓器である。空腹時には,体が必要とするグルコースの80~90%は肝臓で産生されており1)2),食後には,30%強のグルコースが肝臓に取り込まれている2)。2型糖尿病では,肝糖産生が増強し3),肝糖取り込みが障害されることが知られており4)5),それぞれに空腹時・食後後期の高血糖および食後高血糖の発症に重要な役割を果たしている。肝臓の糖代謝は,インスリン・グルカゴンによる直接的制御を強く受ける一方で,脂肪組織や視床下部といった臓器との連関によっても調節されることが知られている。本稿では,肝糖代謝とその臓器連関による調節の仕組みについて概説する。
「KEY WORDS」インスリン/肝糖産生/肝糖取り込み/栄養素


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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