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特集 糖尿病と心合併症2017~循環器専門医との連携を図る

Ⅱ.心合併症診断の最前線 ①3D心エコー検査の有用性

Diabetes Frontier Vol.28 No.5, 517-522, 2017

石津智子瀬尾由広

左室容積,左室駆出率,左室心筋重量の計測が2D心エコーよりも正確にできることが3D心エコー検査の有用性である。さらに3D心エコーにスペックルトラッキング法を応用すると,左室壁の変形を定量的に評価できるという利点もある。3Dスペックルトラッキング心エコーは2Dスペックルトラッキング心エコーよりも真の値を計測できる理想的方法といえる。図1に示すように心周期に伴う心臓の胸腔内での移動により,2D心エコーの観察断面を通り抜けるような現象(through-plane現象)は2D法では左室容積変化や左室変形の定量評価の誤差要因となる。一方,3D心エコーでは,through-plane現象の影響は受けず,心臓全体の動きを捉え評価できる。
「KEY WORDS」糖尿病性心筋症/3D心エコー/心筋ストレイン/長軸方向ストレイン/左室駆出率が保たれた心不全


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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