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特集 糖尿病と感染症

特集にあたって

Diabetes Frontier Vol.28 No.4, 387, 2017

春日雅人佐藤譲

「糖尿病と感染症」は古くて新しい問題である。臨床的に,糖尿病患者は,感染症に罹患しやすいこと(易感染性),逆に感染症に罹患すると血糖値が上昇しやすいことが知られており,実際には両者が悪循環となって病態を形成すると考えられており,実地臨床ではこの悪循環を断ち切ることが治療の第一歩である。
開発途上国においては,以前より感染症が主要な脅威となる疾患であったが,最近では住民のライフスタイルの変化や高齢化と相俟ってNCD(Non-Communicable Disease)も脅威となっており,このような情況は二重負荷(double burden)と称され関心を集めている。具体的には,インド,ベトナム,ミャンマーなどでNCDの代表的疾患である糖尿病と感染症,特に結核との合併が大きな社会問題になっているとのことである。このように,糖尿病と感染症はグローバルな健康問題にもなっている。
以上の背景を踏まえ,現時点で「糖尿病と感染症」について一度整理することが必要と考え,特集として企画した。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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