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がん疼痛緩和対策のアドバイスQ&A

Question 国際疼痛学会(IASP)の『改訂版神経障害性疼痛薬物治療ガイドライン』(2015年)では,オピオイドが第三選択の治療薬に位置づけられています。この評価は,がん患者の神経障害性疼痛にも適用されるのでしょうか。

がん患者と対症療法 Vol.26 No.1, 74-79, 2015

武田文和下山直人

「Answer」IASPガイドラインは主に非がん性の神経障害性疼痛に対する薬物療法の指針を示したもので,がん患者の神経障害性疼痛にそのまま適用されるものではありません。がん患者の神経障害性疼痛については,主要なガイドラインがオピオイドを第一選択の治療薬として位置づけています。

「1.改訂版IASPガイドラインにおけるオピオイドの位置づけ」2007年,IASPの分科会である神経障害性疼痛特別研究班(Neuropathic Pain Special Interest Group;NeuPSIG)は,神経障害性疼痛の治療に使用されている各種薬剤をエビデンスベースで評価した成績をガイドライン形式で公表しました1)。このガイドラインは2010年に改訂され2),2015年には最新のデータを取り込み,さらに精緻なメタ解析によって薬剤の有用性を再評価した改訂版ガイドラインが「Lancet Neurology」に掲載されました3)。まず,IASPガイドラインは神経障害性疼痛の薬物療法に特化したガイドラインであるという特徴を理解しておく必要があります。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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