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特集 アレルギー診療のトータルアプローチ

総合アレルギー専門医に求められる皮膚科領域
Skin diseases frequently seen by total allergists

喘息 Vol.28 No.2, 61-65, 2015

加藤則人

「Summary」総合アレルギー専門医が診療する機会が多いと考えられる4つの皮膚疾患について概説した。アトピー性皮膚炎は,左右対称性の湿疹が慢性に悪化と軽快を繰り返す疾患で,表皮バリア機能の低下による刺激性炎症とアレルギー炎症が重要な病態である。接触皮膚炎は,原因物質が触れた部位に,刺激性あるいはアレルギー性の機序で湿疹が出現する疾患である。アレルギー性の接触皮膚炎の原因確定には,パッチテストが有用である。蕁麻疹は,真皮の一過性浮腫によって膨疹が出現する疾患で,その多くは特発性である。薬疹は,薬剤によって生じる皮膚・粘膜の発疹で,生命の危険や失明など重篤な後遺症を残す重症のものもある。
「はじめに」皮疹が出現すると患者や家族が容易に気づくため,さまざまな診療科の医師が皮膚疾患のプライマリ・ケアを求められる。特に,アレルギー反応が病態に関連して皮疹が生じる疾患は炎症性皮膚疾患のなかでも有病率が高いため,総合アレルギー専門医が診療にあたることも多いと考えられる。
「Key words」アトピー性皮膚炎,接触皮膚炎,蕁麻疹,薬疹


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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