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特集 喘息治療とアドヒアランス

チーム医療を通したアドヒアランスの向上(内科)
Improvement of medication adherence through the team medical treatment (internal medicine)

喘息 Vol.28 No.1, 15-19, 2015

岩永賢司東田有智

「Summary」喘息患者に吸入ステロイド薬(ICS)の必要性を理解させ,正しい方法で吸入してもらうことでそのコントロールを良好に保つことが期待できる。これを達成するためには,院内外における薬剤師,看護師との連携が必要である。チーム医療を進めることにより,全国どこの薬局,医療機関でも同じ吸入指導を受けられることが理想である。
「はじめに」『喘息予防・管理ガイドライン2012』では,喘息患者を長期管理する際の目標を,「症状,増悪がなく,薬剤の副作用なく呼吸機能を正常なレベルに持ち込むこと」と定めている1)。この良好なコントロールを目指すためには,患者の生活習慣の見直しや環境の改善とともに,吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid;ICS)の服薬アドヒアランスを適切に保つことが重要である。そのためにわれわれ医療従事者は,ICSが必要な理由を患者に説明し,正しい吸入手技を習得させ,長期間これを維持させなければならない。しかしながら実臨床では,担当医自身がこのような吸入指導を行うのは時間の制約などから困難なことが多い。そこで,メディカルスタッフ,特に薬剤師や看護師とのチーム医療が必須となってくるのである。
「Key words」喘息,チーム医療,病薬連携,吸入ステロイド薬,吸入指導,服薬アドヒアランス


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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