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特集 フレイルとロコモティブシンドローム

Ⅱ.ロコモティブシンドローム 4.ロコモと骨粗鬆症―骨卒中防止の重要性―

THE BONE Vol.31 No.3, 77-81, 2017

萩野浩

骨折は小児やアスリートでも高頻度に発生し,比較的短期間に治癒し,後遺症を残さず日常生活やスポーツに復帰することが多い.したがって,高齢者に生じた脆弱性骨折は,若年者の「骨折」と区別して,脳卒中と同様に「骨卒中」または「骨発作」と呼称するべきかもしれない.骨粗鬆症は骨密度低下のみではADLへの影響はほとんどないが,骨卒中を併発すると著しいADL低下を生じる.骨粗鬆症例のQOLは骨折の重積に伴って低下するが,骨折の種類によってその低下には差を認める.骨粗鬆症の治療は食事療法,運動療法,薬物療法骨折が3大柱であるが,このうち高いエビデンスレベルで骨折抑制効果が証明されているのは薬物療法のみであり,食事療法,運動療法は骨粗鬆症の基本治療に位置付けられる.
「KEY WORDS」骨粗鬆症/ロコモ/ADL/QOL


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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